防犯対策の心得【毎日の対策】
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防犯対策の心得【毎日の対策】

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賃貸住宅での、「犯罪」特に女性を対象とした犯罪は、なかなか減りません。「ピッキング」「空き巣」「ストーカー」「盗聴・盗撮」は、年々手口も巧妙にな り、凶悪犯罪に繋がるケースが多くなっています。

オートロックが付いているし、管理人もいるから安心と思っていては大間違いです。

生活 〜帰宅時や毎日の暮らしに工夫をする〜


留守のそぶりを見せない

一人暮らしの場合、働いていたり、付き合いだったりと、一日の半分以上の時間が留守になるといった事が多いと思います。

  • 帰宅が遅くなる時は、カーテンは閉め、洗濯物を干さない
  • 新聞や郵便物をためない
    長期間留守にする時は、新聞の配達をやめてもらうよう依頼しましょう
  • 留守番電話に自分の声を吹き込まない「○○頃まで留守にしてます」等は絶対にダメ
  • できれば、タイマーでテレビや電気がつくようにすれば良いでしょう
戸締まり(窓・ドアの鍵)

  • 家に入ったらすぐ鍵をかけましょう
  • ゴミ出しや買物など、短時間の外出でも施錠を確実にしましょう
  • 暑い季節には窓を開けたくなりますが、高層階でもベランダに誰かが潜んでいることがあります。よく外を確認してから開けましょう。
  • 寝るとき窓を開け放して寝るのは止めましょう。
  • 鍵は強固なものをつけ、1ドア2ロックを基本としましょう。
  • 出かけるときはドアだけでなく、すべての窓に鍵をかけるようにしましょう。
  • 合い鍵を郵便ポストや植木鉢の下に置かない
チャイムが鳴ってもすぐにドアを開けない

押し入り犯人は「隣に住んでる方の荷物を預かってください」「メーターの調査をしています」「部屋から水漏れ しています。台所を見せてください」など、いろいろな口実でドアを開けさせ、室内に入った瞬間、凶器を使って脅かし、強盗や暴行などの犯行に及びます。

  • 必ずドアスコープ(ドアに取り付けられているのぞき穴)で確認し、相手の身分と用件を確認するまで、チェーンをはずさないようにしましょう。
  • 「誰からの荷物なのか」「何の検査なのか」「誰が依頼したのか」「いつ頃から水漏れしているのか」等を相手に確認しましょう。
  • 水漏れ箇所の点検を口実に、同じマンション等の居住者を装うだけでなく、水道業者を装い、ドアを開けさせる手口もありますので、相手の身なりや言葉をその まま信じて、すぐにドアを開けないようにしてください。(水漏れ等の問題については、まずマンション等のオーナーや管理人に相談しましょう。)
女性の一人暮らしの場合、とくに気をつけましょう

何かとねらわれやすいのが女性です。

用心に超したことはありません。

  • 表札に男性の名前を併記し、「女性の一人暮らし」でないことをアピールすることも有効です。
  • 物陰に潜んでいてドアを開けた瞬間に押し入ってくることがあります。周りを良く確認してから、家のドアを開けるようにしましょう。
  • エレベーターに乗る前にエレベーターの周囲を確認し、あやしい人と二人きりで乗り合わさないようにしましょう。
  • 洗濯物を外に干す時にダミーで男性物を干したり、玄関に男性用の靴を置いておくのもいいでしょう
  • カーテンもいかにも女性っぽいのはさけて、光が漏れないような厚手のものがいいでしょう
万が一のために

常日頃から防犯にたいする意識を持つ事が一番大切です。

  • キャッシュカードは、盗難届センターを手帳に控え全部持ち歩く
  • 貯金の残高は、しょっちゅうチェックし、不信に感じたらすぐに引き落とし先を確認する
  • 日頃から部屋を整頓し、侵入者があったらすぐに分かるようにしておく
簡単にできる防犯対策

ピッキングに強いシリンダーに交換する

「シリンダー」とは、カギを差し込んで回す部分のことをいいます。
差し込むカギのディンプルや鍵山、溝の形で一致するカギか異なるカギかを識別して不正に解錠するのを防ぎます。

ドアのカギを防犯サムターンにする

防犯サムターンには、ツマミ部分を取り外せるもの(脱着式サムターン)やスイッチを押さないと解錠できないもの(スイッチ式サムターン)があります。

ワンドアツーロックで補助錠を取り付ける

泥棒は、侵入に時間がかかりそうな所は犯行をあきらめる傾向にあります。
補助錠を追加することで不正な解錠を要する時間が長くなるので、警察関係者でも防犯鍵交換も防犯対策とし てすすめています。

ドアにガードプレートを取り付ける

ドアとドア枠に隙間があるとバール等の工具を差し込まれ、ドア錠を破壊されてしまう可能性があります。
隙間を塞いで防犯しましょう

窓に防犯フィルムを貼付ける

防犯フィルムを窓に貼ることによってガラスが強化され、 窓を破って侵入する泥棒を侵入困難にし、泥棒の侵入時間をかせぎます。 補助錠や他の防犯設備と併用する事で、より防犯効果を 上げることができます。

防犯ガラスに変える

防犯ガラスの特殊中間膜の厚さは約0.76mm以上あります。窓ガラスを防犯ガラス(2枚以上のガラスに樹脂中間膜を挟んだもので、合わせガラスの一種)に交換すると、窓ガラスを破 壊する時間が長くなり、破壊する際に騒音が発生する等、ガラス破りによる侵入が難しくなります。また、網入りガラス、強化ガラスは、特別な防犯性能は認められないことに注意する。

窓格子を取り付ける

トイレの窓ガラス等、高所の小窓に窓格子を取り付けましょう。出窓や緊急時の脱出口とすべき窓には、防災上の理由から従来の窓格子は向きませんが、最近、防災上の支障がない可動 式の窓格子が販売されています。外部からドライバーで容易にネジを取り外せる構造のものや、バール等で容易にこじ開けられるものは、防犯対策には向きません。

センサーライトを取り付ける

動くものに反応し、ライトが点灯する「センサーライト」を死角になる場所などに設置すると効果があります。

警報ブザーを取り付ける

ドアや窓の不正な開閉に反応したり、窓ガラスの振動に反応したりする警報ブザーを設置すると効果があります。


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